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日本ブラジル交流年 記念コンサート「コラソン+」とブラジリアン・リズムワークショップ
2008年7月11日(金) 杜のホールはしもと多目的室にて

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ご協賛各社各位、ご来場の方々、何よりすばらしい音楽を届けていただいたアーティスト・スタッフの方に心より感謝申し上げます。

松田美緒ホームページ http://www.miomatsuda.com/blog/news.html
Som Brasilホームページ http://www.k4.dion.ne.jp/~sombra/index.html

協賛:活タ藤スポーツ、潟iイキジャパン、パナホーム梶Aアクサフィナンシャル生命保険梶A泣Zイフティ・ライフ、荒井商事 他

外務省日伯交流年記念事業389号


日本ブラジル交流年によせて                               

 2008年は1908年に日本人がブラジルに移民を開始してから100周年にあたる年で外務省制定の日本ブラジル交流年です。すでに新聞やテレビで報道されているのでごらんの方もいらっしゃると思いますが、大きな夢をいただき未開の大地に渡った方々の苦闘の歴史のもと、いまやブラジルは100万人以上の日系人が暮らす国になりました。

 そんな大きな歴史の一部に実は私たちもサッカーを通して参加させていただいてきたのかなと振り返って思っています。それは今から9年前の1999年、いつも夏休み安比遠征でお世話になっている宮城の塩釜FCの小幡さんのご紹介で宮城の鳴子町で開催されていた日本ブラジル国際交流少年サッカー大会に2004年まで参加させていただいたことです。(2005年以降は未開催)

 今や世界最高レベルの選手であるACミランのカカ選手が10歳の頃にサンパウロFCの一員として第1回に参加したこの大会。それを企画された方が、高橋さんご兄弟とサンパウロ在住の故小野寺さんでした。高橋さんご兄弟は、兄の顯輔さんが現在、鳴子町のたかともワンダーファームという温泉、旅館、フィールドアスレチックの複合観光施設を経営され、弟の幸衛さんは約50年前に渡伯され果樹園などを営んでおられます。ご兄弟で日本とブラジルで離れ離れというのは大変苦しい出来事だったことは容易にご想像いただけるかと思います。そしてサンパウロの柔道家であった同じ移民の友人小野寺さんと当時のサンパウロFCの理事カナッサさんが協力してこの大会をご自分たちの移住の記念碑的事業を少年のたちのために企画されたものでした。(交流の手段で最適と判断されたのがサッカーでした。)また、高橋顯輔社長は文字通り私財を投げ打って12年近くこの大会を継続されました。(現中3が小5の時に参加したのが最後。)私はこの大会を通して高橋さんを始め宮城、東北各県、サンパウロFCの方々と知り合うことができ1995年以降中断していたブラジル遠征の2000年再開のきっかけになりました。(現学生コーチの松山祐也、エスパルス本田拓也が参加。)

 そして2002年の日韓ワールドカップの年に10周年を迎えたコラソンのために10月津久井又野公園にサンパウロFCをお迎えし、招待大会コパ・コラソンを開催したことはまだまだ鮮明な記憶として残っています。(現高2が5年の時に開催。マリノス追浜、ベルマーレも招待。)

 団長であった故小野寺さんは、サンパウロで実業家として複数の企業を経営されていたのと同時に柔道家としてブラジル代表監督も務めた方でしたが、毎回この大会にサンパウロFCの団長として日本に帰ってきていらっしゃいました。実はその時、すでに小野寺さんは末期の舌癌を患っていらっしゃいました。元気にご自分で歩かれていましたが、食事のたびにつらそうな青白いお顔を、拝見している私もつらい思いでしたが、小野寺さんはいつものように明るく、静かに熱意を持って子どもたちに接していただきました。そしてサンパウロFCの役員、子どもたちのための企画であった富士山見物や都内、浅草見物にもご同行いただきました。翌年春にはこの世にはいらっしゃいませんでしたが私は改めて私たちの記念の年への感謝の思いがこみ上げました。

 このような出会い、高橋さんご兄弟、故小野寺さんの熱い、そして強い気持ちがあったからこそルーツは同じながらもブラジル日系社会という異文化から大きな影響を受け、今までコラソンは成長することができたと思います。それはコラソンの多くの子どもたちがこれまでブラジル遠征を経験できたことはもちろん、その文化的よさを日々の指導に取り入れてきたことです。その影響の最たることは、コラソンの目指す「ファミリー」の意識だと思います。

 私たちは心からこの交流年をお祝いし、ブラジル移民の方々への感謝、日本で暮らしていらっしゃる日系人の方々と私たちコラソンもその歴史を共にしているということをコンサートという形で表現したいと思っています。

みなさまのお越しをぜひお待ちしております。

工藤 修一