今年のコラソンのテーマは「とまるな、まだいけるだろっ!」です。
昨年からの数年間、コラソンは周年行事の多い時期を迎えますが、昨年のコラソン・ブラジル10周年に引き続き、今年はコラソンの陸上部門、FCコラソンEAA創設10周年です。奇しくもコラソンと縁の深いブラジル、リオデジャネイロでのオリンピックが開催される記念すべき年になりました。
そして、FCコラソンEAAは僭越ながら本格的な陸上クラブとして相模原市で初めてで県内にも数少ないクラブで先駆者として活動してきたと自負しています。
2005年当時、「(サッカーの)コラソンのような陸上クラブを作りたい」という現在もEAA監督を務める足立原和宏の言葉に突き動かされ、また当時、足立原絵理(旧姓 山本)の現役選手としての可能性に賭ける気持ちで初めてサッカー以外の部門を設立し何とかみなさまのご支援で10年続けることができました。5年前には大槻雄太を迎え3人で着実な成長を促すための指導体制が維持できているかと思います。
2006年、待てども待てども誰も来なかった初回の体験練習会から始まり、現在では40人ほどの所帯になりました。すでに全国の舞台を踏んだ子どもたちも数名輩出しています。サッカーと違い、学校単位の大会出場のため陸上大会で「コラソン」の名前は表には出てきませんが着実に成長を続けています。
サッカーのコラソン、陸上のコラソン、いろんなイメージで見られると思いますが、私たちが「総合型地域スポーツクラブ」として果たす役目に種目はなんら変わりありません。
多くの方へスポーツの楽しさを提供すること、コラソンファミリーというコミュニティ、エンブレムへの誇りを大切にする雰囲気作りなど今後も地道に着実に成長できるようにしていきますので新しい年度もよろしくお願いします。
特定非営利活動法人FCコラソン
理事長 工藤 修一