『 FCコラソン 創設30+1周年大感謝祭 in 国立競技場 powered by 品川CC』 | お知らせ・イベント || FCコラソン

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NOTICE EVENT お知らせ・イベント

『 FCコラソン 創設30+1周年大感謝祭 in 国立競技場 powered by 品川CC』

2023年12月17日(日)、東京・国立競技場に3257人の皆様にお集まりいただき、『 FCコラソン 創設30+1周年大感謝祭 in 国立競技場 powered by 品川CC』を開催しました。
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30年以上にわたりコラソンに関わってくれたOBOG全てのコラソンファミリー、そしてJリーグを始め日本サッカーの飛躍的な発展に関わった全てのサッカーファミリーへ感謝と敬意を表し、またコラソンと長く親密な交流が続くブラジルの名門サンパウロFCのトヨタカップ制覇(世界一)から30年を祝し、そして何よりこの国立に立った子ども達が大きな夢や希望を膨らませ、誇りをもって歩みを進められるようにと、30年分の思いを込めてこの特別な1日を迎えました。

■キッズサッカー&陸上体験IMG_7926 (1024x768)
歓声をあげ目をキラキラさせて国立のトラックに入場する子ども達。

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ゴール裏に人工芝を敷設してミニサッカーコートを用意しました。

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1,2年生は伊勢原フォレストさんにお越し頂き対戦!

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宮城県からはるばる東六クラブさんにもお越しいただきました。いつもありがとうございます。

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トラックのメインストレートとバックストレートでは陸上体験、50m走、100m走の計測も行いました。

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国立のトラックを全力疾走‼

■メモリアルマッチ①
『FCコラソンU-12 0-3 サンパウロFCソシアルU-13』
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エスコートキッズはコラソンの幼児、小1、2が担当しました。

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工藤修一理事長とサンパウロの代表モレット・ジュニオール。スクリーンにはコラソンブラジルの代表パカニェラ・ジュニオールからお祝いのメッセージ。

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お互いに健闘を称え全選手に記念メダルを授与しました。

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■メモリアルマッチ②
『FCコラソン・レンダス 3-0 品川CCレジェンズ』
コラソン・レンダスはOBOGの現役Jリーガー、元J、WEリーガー、海外での元プロ選手、功労選手からなるドリームチーム。対する品川CCもOBでOver35世代の選手で構成されたチームでの記念試合となりました。
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 OG初のWEリーガーとなった牛久保鈴子さん。

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そして長年コラソンのシンボルとして子ども達に夢を与え続けてくれた本田拓也さん。この日も素晴らしいプレーの数々を見せてくれました。

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昨年現役を退いた本田拓也さんに感謝を込めてコラソンが国立で引退試合をやってあげたい。その夢が叶った瞬間でした。

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■メモリアルマッチ③
『FCコラソン・プリンシパル 0-1 品川CCスペシャル』
コラソンのトップチーム「プリンシパル」と品川CC、品川CCセカンドのスペシャルチームとの記念試合です。
品川CCの監督は槙野智章氏が務め、プレーヤーとしては那須大亮氏もゲスト出場し、試合を盛り上げてくれました。
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■選手入場のアンセムはOBで今注目を集める若手チェロリストの森田啓介さんがドイツより特別演奏してくれました。
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■スタジアムMCは「日本代表戦」や「プロ野球ドラフト会議」でお馴染みの関野浩之さんに務めて頂きました。
最高の雰囲気を作っていただきました。ありがとうございます。
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■フィナーレはトラックに降りてのサンバパフォーマンス「アカデミコス・ジ・シズオカ」
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「30+1周年」とした「+1(プラスワン)」

■1つめのストーリー「日本のサッカーのプロ化がもたらしたことへの感謝」
1992年、FCコラソンはJリーグが始まる1年前にスタートしました。そして今、日本サッカーは世界的にこの30年最も顕著な成長を遂げた国として知られています。

それは紛れもなくJリーグ、日本サッカーのプロ化のおかげです。それが現在の日本選手の海外での活躍の礎になっています。

FCコラソンは勝敗だけでなく「楽しさ」や「社会性」「協調・協働する力」を持って欲しいと幼児〜小学生〜中学生、そして社会人と一貫指導体制を構築して活動してきました。

幸いにもこの31年で7名のOBがJリーガーに、1名のOGがWEリーガー、そして海外でのプロ経験ある選手が数名誕生しました。その中には日本代表になった子もいます。

でも、プロの華やかさは一瞬で、ほとんどの子は「プロ」と言われながらも一般の方にまで知られるほどにはならない上に、選手としての寿命は10年にも満たないことはザラ、まして惜しまれつつどころか怪我や契約解除で悔しい引退を経験する選手も多くいます。

そこで私たちは、「彼らの出身クラブ」としてクラブファミリーに与えてくれた自信や誇りを称えるために、メモリアルマッチを開催したいと考えました。様々な境遇ではあるけれど、1人ひとりが私たちの誇りであることには変わりありません。

「小さなまちのサッカークラブを元気づけてくれた子どもたち(選手、元選手)に感謝を表す時だ!」と立ち上がりました。そして、日本サッカー、Jリーグ、WEリーグの発展とともにFCコラソンが活動してきたことへの感謝の気持ちを込めて、「日本を代表するスタジアムである国立競技場で開催できたら素晴らしいよね!」

という思いが、今回身をむすぶ形となりました。

■2つめのストーリー:ブラジル・サンパウロFCとのメモリアルマッチ
FCコラソンとの20年以上にわたりお付き合いのあるチームに、ブラジル・サンパウロFCがあります。彼らにとって国立競技場は、1992年のトヨタカップで初めて世界一のサッカークラブに輝き、翌1993年には連覇を果たした聖地としての歴史が刻まれた場所です。新たな国立競技場が誕生しても、サンパウロFCのクラブファミリーとサポーターにとって、日本と国立競技場は今もなお「必ず訪れたい場所」のリストに名を連ねています。

過去3年間、新型コロナウイルスの影響で交流の場が途絶えていましたが、今回のプロジェクトではサンパウロFCとの再会を果たし、彼らのトヨタカップ連覇から30周年を祝福するメモリアルマッチを開催しました。この試合は、過去の偉業をたたえるだけでなく、出場する子どもたちに未来のスターとしての夢を託す場となり、彼らが再びこの「聖地」、国立競技場のピッチに立つ日を夢見て開催しました。

■3つめのストーリー: “未来への共同歩み: クラブ文化と日本サッカーの新たな夜明け”
私たちは、いわゆる「まちクラブ」として長らく活動してきました。しかしながら、今やこの「まちクラブ」の概念も多様性に富むものとなっています。誇りをもって申し上げますが、コラソンはその中で多くのクラブの誕生と発展において参考にしていただいてきた存在でもあります。

中でも、スポーツと社会的なキャリアの両立を志向し、多岐にわたるスポーツ分野で地域と連携し、急速に成長している品川CC((株)品川カルチャークラブ 代表取締役社長 吉田祐介氏)と長くお付き合いをしています。

このたび、関東リーグ、そしてそれ以上を目指す「まちクラブ」の仲間として、メモリアルマッチの趣旨に賛同いただき、対戦相手にとどまらず、準備と運営に深く関わっていただけたことに、心より深く深く感謝申し上げます。この「+1」のコンセプトの一環として、FCコラソンと品川CCが共同で大規模なイベントを主催する機会が巡ってきたことを大変幸せに感じております。

これも、日本サッカーが急速に成長し、文化の一部として根付いてきた30年間において、競技面だけでなく文化の進化も重んじてきた表れだと感じています。

Jリーグは今や60クラブを擁し、地域クラブも含めると80クラブ以上にのぼります。プロを志向しないクラブや指導者も、地域に根ざし、日本のサッカー文化を豊かにしています。これからは、欧州や南米の文化を模倣するのではなく、日本独自のサッカー文化を形成し、発展させる使命があると信じています。

■特別な場所「国立競技場」でのイベントに託す未来への夢
私たち、トップクラブでないまちのサッカークラブが、このような特別なイベントを開催することで、クラブのアイデンティティーを高め、未来のスポーツ文化に一石を投じたいと思っています。

日本は、エリートを育てる分野では世界と競り合う実力を持っています。しかし、グラスルーツのレベルでは、サッカーというスポーツが、欧州や南米のように根付いているわけではありません。私たちは勝敗を競うだけでなく、サッカーが子どもたちを育て、大人たちもそれを楽しみながら未来を託していく意識や行動をもっと日本でも浸透させたいと考えています。

国立競技場は、夢を追いかけた先にある場所であり、そこでプレーするためには競い合いチャンスを獲得しなければならない場所でもあります。このイベントを通じて、多くの子どもたちが将来の目標を持ち、同時に仲間たちと共に成長する機会を提供したいのです。

将来、彼らが「あの時、FCコラソンのイベントで国立競技場でプレーしたのがきっかけで」と話すのを聞くことが出来たら、これ以上幸せなことはないのですから。
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